ADALM2000で勉強をしてみる その1 環境構築

2020年6月15日

こんにちは。先日の学生大会の景品としていただいたADALM2000, ADALP2000で電子回路の勉強をしてみました。アナログデバイセズさんに教えていいただいた情報の載っているWebページ(wiki)のすべて英語だったので、ここで日本語で説明を書いたり、結果からの考察等をつらつらと書いていきたいと思います。

基本的にADALM2000 for End Usersを見ながら進めていきたいと思います!私の開発環境がWindows10を使用しているのでWindows10ベースで書いていきます。

今回は、開発環境のセットアップをしていきたいと思います!




接続の準備をする(Windows編)

ドライバをインストールする

Intro to the Software. Installing Device Drivers onのページを見ながら行いましょう。GitHubのページから実行ファイルをダウンロードして起動するだけでドライバが入りました。

ファームウェアのアップデートを行う

ADALM2000をPCに接続してエクスプローラーからM2kを選択。info.htmlを開いてVersionを確認しましょう。

確認をしていくと、ファームウェアのアップデートをするようにと書いてあったのでGitHubからアップデート用のzipファイルをインストールして、展開して出てきたファームウェアをエクスプローラーからコピペして4分程度待ちましょう。LED1の点滅が素早く一定間隔でされている間はアップデートが終わっていないことを示しているようです。この間は絶対に取り外さないようにした方が良さそうです。

参考ページはこちら

ADALM2000 (M2K) Firmware Updates

ADAML2000と通信をしてみる(TeraTermを使用)

その後、TeraTermを起動して新しい接続からM2kのIPアドレスを入力。その後、ユーザー名とパスワードを求められるのでwikiのページの通りuser名root,パスワードanalogを入力しましょう。

exitコマンドで切断、終了することができます。

Scopyをダウンロードする

Scopyのページに飛んで自分のPCに対応するものをインストールするだけでした!

Scopyをインストールした瞬間、このデバイスがどれだけ強いかがよく理解できました。オシロスコープ機能、デジタルIOの出力機能etc…

さいごに

今回の記事はwikiの内容をただ日本語にしただけになってしまいました。普段の開発環境のセットアップでははまることが多いのではまらなかったのは久しぶりだなというのが正直な感想です。逆に言うとwikiに書いてあることがとてもしっかりしていてわかりやすかったです。アナログデバイセズさんに感謝です。

オシロスコープ+いろいろな機能をついているADAML2000を使用すれば、マイクロマウスの回路でおかしなことが起きたときにデバッグが捗りそうです。

次回から勉強内容や考察などを書いていこうかなと思います。