全日本学生マイクロマウス大会2021(リアル大会)の感想

こんにちは。
この記事は、マイクロマウス Advent Calendar 2021の19日目の記事です。毎日、参加をしてくださった皆様の記事を楽しく読ませていただいています。昨日は、あささんのマイクロマウスにおける安全文化の記事でした。バッテリーの逆刺しの対策やフェイルセーフの話しなど、マイクロマウスを壊さないためにはどんなことを考えればいいのかということが丁寧に書いてあり参考になりました。
この記事では、二年振りにマイクロマウスのオフライン大会に参加をしたので感想や結果などを書いていきます。




大会の結果

マイクロマウス競技 1位
マイクロマウスクラシック競技 1位

二競技で1位を取ることができました。2021年度の迷路は、2019年度の時と同じ迷路でしたが2019年度の私の記録をクラシックサイズ競技は約0.4秒、マイクロマウス競技は約1.2秒程度更新することができました。2年間調整などをほとんどしていないロボットでの出走だったため走るか心配でしたがしっかりと走って結果を残してくれたのでよかったという気持ちで一杯です。

感想

参加者は2019年度の時のメンバーとはまた変わった顔ぶれになっていましたが、スポンサーの方や実行委員会の方々は見慣れた方が多く安心しました。
マイクロマウス競技の出走中に実行委員長のS先生に「今の走行の最速タイムは約4.7秒ですが、2019年度の結果は3.7秒でした。どこまでタイムを縮めることができるのでしょうか?」とマイクを使って会場全体に聞こえるようにしてあおられたり、Nさんにも「全日本大会で通用するロボットです」と煽っていただき、実力を認めていただけているという嬉しい気持ちの半面、緊張しすぎて頭の中が真っ白になり、ロボットのモード選択にとてももたつきました。
MCの方にモード選択を丁寧にしているのかといわれていましたが、実はモード選択を間違えに間違えて、何を選択しているのかわからなくなり何度もやり直していました(笑)
スポンサー企業の話しもたくさん聞くことができて楽しかったです。モチベーションも少し湧いたので全日本マイクロマウス大会に向けて年末に調整をしていきたいと思っています。

走行パラメータ

優勝したら走行パラメータを出すというのがお約束?らしいので、パラメータを載せます。全日本マイクロマウス大会の時にはこれよりも早いパラメータを入れるという自分への戒めとさせていただきます。
全日本学生大会で走行に成功したときのMaxパラメータになります。

マイクロマウスクラシック競技

加速度 22 [m/s^2]
直線速度(max) 6 [m/s]
大回り90度 2.2[m/s]
大廻り180度 2.2[m/s]
斜め45度In, Out 2.0[m/s]
斜め135度In, Out 2.0[m/s]
V90 2.0[m/s]
斜め直進 4.5[m/s]

マイクロマウス競技

加速度 15 [m/s^2]
直線速度(max) 4 [m/s]
大回り90度 1[m/s]
大廻り180度 1[m/s]
斜め45度In, Out 1[m/s]
斜め135度In, Out 1[m/s]
V90 1[m/s]
斜め直進 2.6[m/s]

さいごに

この記事で走行パラメータの確認をしているときに、限界ぎりぎりのパラメータはプログラム上にコメントアウトして存在をしていることは確認できましたが、調整してあるのかどうかが怪しいので今後の課題とします。

二年前のパラメータに比べたときに平均して約0.2m/sほど早くなっていることがわかりました。今後は、探索の安定性や壁情報の更新ミスを減らすための処理、制御回りを見直しなおして妥当宇宙人を目標に頑張りたいと思います。

明日は、Yさんのロボトレースの何か?です。最短走行のショートカットがすごい方の記事なのでとても楽しみです!

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

写真は賞状や完走賞などが届いてから別途とってアップします。