新しいことを始めるにあたって

2020年6月6日

家族に、「マイクロマウスで得たこと」の記事を読んだけど、まずはここから始めようのところに書いてある最初の一歩を踏み出すことが難しいよね。」という話をされました。これを受けて、新しいことを始めるときにやっていることは何だろうと考えました。

考えた結果、新しいことを唐突に始めているわけではないということに気づきました。

私が初めの一歩を踏みだす前にやったことや、始めた後にやっていることを紹介したいと思います。




始める前に

考えること

なぜ、始めたいと思ったのか

人が何か行動を始める際には動機があると思います。何か始めたいと思ったときは「どうすればいいだろうか」ということよりも、なぜやりたいと思ったのか自分に一度問いかけなおすといいと思います。これを行うことで、目的の確認や、冷静になって物事を考えることができると思います。興味を持った時は思考が面白そうということに偏りがちです。丁寧に考えずに勢いではじめると、壁にぶつかった際にすぐに投げ出しやすいような気がします。私も勢いで始めたものは、壁にぶつかるとすぐやめてしまったことが多いです。逆に、ちゃんと動機を考えたことは目標や目的を達成できているものが多いです。

 

時間を確保できるのか

時間を確保することはとても大切だと思っています。既存のルーチンに新しいことが加わる場合は以前よりも忙しくなることがほぼ確定します。最初の数日はモチベーションだけで挑戦しようと思ったことをやることができます。しかし、他のことが忙しくなったり、挑戦していることで壁にぶつかったりすると時間がないからできないという言い訳ができ、やめてしまうことがあります。

私は、一週間に一度、3時間程度の時間を確保できるかどうかを基準に考えています。

 

やること

情報を集める

下調べをすることで、Aを勉強してからBのほうが理解をしやすいといったことのように、何をしていけばいいのかの指針が見えてくると考えられるからです。また、本来やりたかったこととやることが違っていないか、難易度がどれくらいか、確保する時間がどれくらい必要かといったように、視野を広く持つことができるようになり、具体的に考えることができると思います。

 

目的を設定する

新しいことに挑戦をした結果、何を得たいのかを考えておきましょう。目的の設定をしておくことで目的を達成するために必要なことは何かということが見えやすくなり、計画を立てやすくなると思います。

目的を設定せずにだらだらやってしまうと、目標があやふやになってしまい、最終的に得られるものが少なくなってしまうことや長続きしづらくなると思います。

 

始めてから

目標は高く設定しない

目標設定をするときは、頑張れば手が届きそうなものにしましょう。唐突に高い目標を設定をすると、いくらやっても先が見えない状態になり、モチベーションが下がり、そのままやめるということになってしまう可能性があります。意識を高く持つことは大切ですが、モチベーションの維持ができないと元も子もないと思うので気を付けてください。

私は、目標を頑張れば達成ができそうと直感で思ったものを設定しています。

 

できることを一つずつ増やす

新しいことに挑戦をしたときには、わからないことやできないことだらけだと思います。すべてを短い時間で理解したりできるようになったりはしません。積み木を高く積むことができるように、土台をゆっくりと組み立てていきましょう。最初は大変ですが、土台ができればやりたいことがすぐできるようになっていくと思います。技術や趣味でも勉強と同じように基礎をしっかりと身に着けていくといいと思います。

 

さいごに

新しいことを始めてすぐに挫折したものと、挫折をしていないものの違いは何だろうかと考えました。その際に、出てきたのがこれらのことでした。

  • 動機づけをしっかりする
  • 作業時間を確保する
  • 目的を決める
  • 目標はあと少しでできそうなもの
  • 基礎を身に着ける

これらのことをできた趣味や勉強は、初めの一歩をうまく踏み出して目的を達成に近づいたことであり、継続的にやっていることがわかりました。

初めの一歩を踏み出す前には、準備をして万全な状態になってから始めるようにするといいと思います。